ネットワークエンジニアの仕事は、社内ネットワークを構築しそれを保守するのが主な仕事です。ネットワーク構築に携わることになるこの仕事は、実は他のエンジニアの分野と密接な関係がありますので、努力の仕方や目標の設定の仕方によって大きな成長が見込めるでしょう。ネットワークエンジニアのキャリアパスを考えた場合、その最終目標はやはり大規模ネットワーク構築をし、検証までやることではないでしょうか。大規模ネットワーク構築プロジェクトの中心となれば、エンジニアとしても誇れるキャリアを手に入れることができるはずです。しかし、一足飛びに大規模プロジェクトの中心人物になるのは難しいでしょう。そのためのキャリアパスを進んでいくためには、ステップが必要です。まずはプロバイダや通信キャリア等での監視業務や保守業務の仕事を覚えるのがお勧めです。この仕事の大切なところは知識を得られることはもちろん、様々なトラブルとその対応を現場で学ぶことができるということで、その経験が、その後の大規模プロジェクトで大いに役立つでしょう。そこで現場のノウハウを徹底的に身に着けたら、次は公衆ＬＡＮや通信キャリア等でのネットワーク構築業務や運用業務にトライするのがいいのではないでしょうか。このレベルの業務を何種類か担当することによって、ネットワーク構築のあらゆるパターンを体験することができたら、いよいよ大規模ネットワーク構築に挑戦です。